映画上映会 UNHCR難民映画祭?学校パートナーズ「難民について考える —遠いようで身近な存在—」
※要事前申込※映画音声:英語(日本語字幕付き)
INFORMATION
本企画は、国際協力人材育成プログラム履修者が、自身の興味に引き付けて「国際協力」及び「難民」をテーマに企画?立案し、プログラム担当教員である米川正子准教授がイベント全体の監修する映画上映会である。
人種、宗教、国籍、政治的意見の違いまたは特定の社会集団に属するなどの理由で、自国にいると迫害を受ける恐れがあるために他国に逃れ、自国に戻ることのできない者を「難民」という。現在シリア難民の大量流出により、難民受け入れなどの支援の必要性が国際的に高まっている。日本の現状としては、2015年度の日本における難民申請者は7586人であったものの認定人数はわずか27人であり、これは世界でもきわめて低水準である。この原因として、閉鎖的な国柄や難民についての知識の不足が挙げられる。
シリアで停戦交渉が進まない例に見られるように、難民を出している地域の根本的な課題を解決するのは難しく、将来的に日本も難民を受け入れる必要が出てくることも予想される。
この映画上映会では、主に大学生に対し、難民に関する様々な問題を身近に感じ、考える機会を提供する。今回はUNHCR 駐日事務所の協力を得て、過去の難民映画祭における上映作品から「流されて—ミンダナオ、無国籍者の子供たち—」を上映する。映画というツールを使うことで、ややこしく思われがちな難民の事情について具体的なイメージを持ち、共感や問題意識を喚起する。加えて現地で活動したことのある立教大学教員による解説を行うことで、それぞれの地域についての詳しい事情を正しく理解して、深く考えるきっかけとする。
講師
本学異文化コミュニケーション学部教授
石井 正子
詳細情報
名称
※要事前申込※映画音声:英語(日本語字幕付き)
内容
①司会者によるイベント紹介(10分)
②映画の上映(59分)
※日本語字幕付き
③講師による解説?注釈(25分)
④質疑応答等(25分)
【上映する映画の内容】
◆「流されて—ミンダナオ、無国籍者の子供たち—」
内戦による暴力と極度の貧困を逃れ、フィリピンからマレーシアに漂着するミンダナオの人々 —その子どもたちは、いわゆる「無国籍者」として生を受け、教育や保健などの一切の権利を享受できない「流人」として世界から見放された存在である。子どもたちの声なき声は私たちに「国籍」とは何かを問いかける。
※日本語字幕付き
対象者
※要申込、入場無料
申し込み
事前申込は指定の以下URLにて申込み。
お申し込みは
主催
協力
備考
Ⅰ.図書館展示
①期間:6月6日~28日
②会場:池袋キャンパス 図書館地下1階
③名称:「難民を知ろう!」
④内容:立教大学図書館の蔵書の中から、難民に関する書物を展示する。比較的読みやすいものから専門的なものまで幅広く展示することで、多くの図書館利用者が難民に関心を持ち、正しく理解する一助とする。
Ⅱ.セントポールプラザ書店紹介コーナー
①期間:6月
②会場:セントポールプラザ2階
③名称:「ふるさとの味 —難民の故郷—」
④内容:セントポールプラザにて、レシピ本「海を渡った故郷の味」の書籍を紹介し、食文化から難民について関心を持つきっかけとする。
お問い合わせ
TEL:03-3985-4876 E-mail:cghrd-info@rikkyo.ac.jp